【レビュー】圧縮ファイルも展開して読書可能「ComicGlass」



自炊した漫画などを読む際におすすめしたいのがComicGlassである。


ファイル形式はもとより圧縮ファイルに関してもZIPだけではなくRARにも対応しているので幅広い形式のファイルを展開し読書可能なのが当ソフトの特徴となっている。

ファイルの転送に関してもiTunesのファイル共有画面から追加可能なので容易に転送することが可能である。

また、Webから、Webフォルダからのダウンロードにも対応している。


写真1,2 本棚表示とリスト表示
 本題表示では、実際は指定した表紙画面がサムネイル表示される。

動作は軽快でありストレス無く読書することが可能であった。

設定画面からはページの見開きの向き、画面背景など多項目の設定が可能であるので好みに応じてアレンジが可能ともなっている。


写真3 リモート画面
データはダウンロードして取り込むことも可能である

立ち上げ後の画面は、本棚形式かリスト形式かを選択することも可能となっている。

一覧性はリスト形式の方が優れているが、本棚形式は読書ソフトとしてそれらしい雰囲気になるとも言えるので、この点についても好みで選択して頂ければと思う。

尚、本棚形式においては指定の画像ファイルを表紙に設定する機能が搭載されている。

その際も余白をカットするなどのトリミングが可能である。


写真4、5 読書画面と表紙設定画面
 読書画面ではスクロールバーにて指定のページに飛ぶことが出来る。
また「表紙に設定」ボタンをクリックすることで写真5のように、表紙編集画面が表示される

実際に使用してみると動作は軽快であり、次頁に移る際の遅延もほとんど感じない。

筆者はRARファイル形式で圧縮率も高くして収納しているが実使用においては上記の通り遅延を感じることはない(画像ファイルなので元ファイルと比較し、それほど圧縮されないが・・・)。


写真6 設定画面
設定画面では多項目の設定が可能になっている。利き手、使い勝手などに応じて好みに設定して欲しい。

行儀は良くないが、片手で食事しながら片方の手ではこのソフトにて漫画を読むのも、動作が軽快であり、タップでのページ送りへの反応も良好であることがストレス無く楽しむことが出来ている。

自炊したコミックなどをお持ちの方は一度、検討してみて欲しいアプリである。




アプリ名 ComicGlass[コミックリーダ]
バージョン 8.2.0
対応OS iOS 5.0以降
カテゴリ ユーティリティ
価格 300円
開発元 RR Soft
コピーライト ©RR Soft
QRコード
※情報は記事執筆時点のものです。

(文章:FT3700)