別に紹介した、「時刻表Locky」のオリジナル版とも言え、電車の発車時刻のカウントダウン表示に特化しているのが今回紹介する駅Lockyである。
こちらは電車の発車時刻に特化していることにより時刻表データなどの取り込みが容易であり、それ故に表示形式も統一されている。
また、ユーザー数も時刻表Lockyより多いためか、データのアップデートも頻回に行われている。
都市部のバスなどとは異なり、鉄道は規則正しく時刻表通りに運行されているので、その点からもこのアプリを用いることによってどの電車に乗るか、間に合うかなどの予測が立てやすくなっている。
発車時刻のカウントダウン表示だけではなく一覧表示機能も有しているので例えば特快は何分発か?など種別を選んで確認することも容易である。
写真1と1-2(立ち上げ時、初期画面)
アプリを立ち上げるとまずは、(ダウンロード済みであれば)最寄り駅の時刻表候補が表示される。現在地周辺以外を選択する場合は、取り込んであるリストから選択するか、履歴から選択することになる。
写真1-3 カウントダウン画面
時刻表を選択した後に表示されるのが、目的である「次の電車の発車時刻までのカウントダウンタイマー画面」である。
写真2方面切り替えと写真2-1 駅の切り替え
駅名下のプルダウン・メニューから行き先の選択が可能だ。また、カウントダウン時刻表示を左右にスワイプする事で、数本先の電車までの時刻のカウントダウン表示も可能となっている。また、写真2-1のように同一路線内での別の駅へも容易に移行することが可能である。
写真3 時刻表一覧画面と 写真4 種別の展開画面
時刻表タブでは、その駅における時刻表一覧表示も可能となっている。また、それを展開すれば写真4のように列車種別毎の発車時刻や目的地も確認可能である。
写真5 データ管理画面での時刻表データの入手
データ管理タブにおいて時刻表データをダウンロードする事が可能である。駅リストから選択するか、現在地周辺の駅を検索して時刻表を入手する形となる。筆者はNextTrain形式の時刻表カウントダウンアプリを長年愛用してきたが、時刻表データを作成したりする必要もなく、データもその都度ダウンロードして入手することが容易で、アップデートも(利用者の多い路線データでは)頻繁に行われていることから、ネットワークに対応した時刻表カウントダウンアプリの完成形の一つではないかと感じている。
筆者が周囲に勧めて継続的に利用しているという声を聞くアプリの代表的なものの一つであるので、電車を利用する機会の多い方は是非一度試してみて欲しい。
アプリ名 | 駅.Locky (カウントダウン型時刻表) |
---|---|
バージョン | iOS 3.0.1 Android 0.19 |
対応OS | iOS 6.0 以降 Android 1.6 以上 |
カテゴリ | iOS ナビゲーション Android 交通 |
価格 | 無料 |
開発元 | Ubigraph Inc. |
コピーライト | ©2010 uclab.jp |
QRコード | iOS Android |
(文章:FT3700)
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