Kindleはその名称からも明らかな通り、Amazonの電子書籍リーダーであるKindleのiOS向けアプリである。
このアプリはKindle端末などと併用して用いても、書籍毎にどこまで読んだのかがロケーションという形で同期されるので端末を変更しても、読みかけている途中から継続して読書を継続することが可能である。
Kindle paperwhiteの画面と比べるとより高詳細なディスプレーを持っているので筆者の場合は、iOSデバイスで読むのが通常になってしまったくらいだ。
写真1 起動画面
アプリを起動すると自分の購入済みライブラリが表示される。最上段の書籍のようにドット表示がタイトルの下に表示されているのが読書中の書籍になる。
写真2 設定
ライブラリを表示させるには、登録済みのアカウントにてログインしておく必要がある。
写真3、4 画面輝度の設定と現在読んでいるページの表示
写真3下部中央に表示されているアイコンを押すことで写真4のように、画面の輝度が設定可能である。最下段には全ページ数の内、どこを読んでいるのかが表示される。
写真5 読書画面
通常は写真のようにツールバーやメニューは表示されず書籍のみが表示される。
写真6 メニューの表示
画面をタップすることでメニューが表示され、読書を中断し、ライブラリに戻るなどの操作が可能である。
写真7 ロケーションの移動
メニューから「位置」を選択すると指定したロケーション(ページ)への移動が可能である。
写真8 ロケーションの同期
例えば読書を中断した後に別の端末などにて読書を継続した場合は、自動的に読み終えた場所が同期され、次に立ち上げた時には写真のように、中断したロケーションに移動するかのメッセージが表示され「はい」を選択すると中断した場所からの継続が可能である。
写真9 アイテムのダウンロード
アイテムはダウンロードする事で端末内に保存することも可能である。ストレージに余裕がある、長時間のフライトの前に端末に取り込んでおくなどの場合にはダウンロードしておけばWebアクセスが出来ない場合も読書を継続することが可能である。
このようにKindleは読書に特化したアプリであり、Kindle端末のように辞書が搭載されていたりというような、それ以外の機能は有していない。
しかし写真などは当然ながら文字に関しても高詳細な画面で読書する事は快適であり、このアプリを導入してから筆者の環境ではpaperwhiteの出番がすっかり少なくなってしまった。
キャンペーンや無料配信などにてまずはお試しすることも可能であるので一度、体験してみて頂ければと思う。
※情報は記事執筆時点のものです。
(文章:FT3700)
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