いびきは、思わぬ病気を示唆していることもあり単純に「うるさい」だけでは片付けられたい部分もある。
睡眠時無呼吸症候群などの兆候を含んでいることもあるので、いびきをかきやすい方はその状態や、いびきをかく条件などを一度確認してみたほうが良いと思われる。
本アプリはそんないびきの状態をモニタリングし録音することで、自分のいびきの状態や条件が確認できるようになっている。
写真1 スタート画面
起動するとまずはスタート画面が表示される。ここから「就寝するまでの時間」や対策、要因などを設定する。目覚まし時計の設定も画面右上のアイコンから設定可能である。
写真2 就寝時間
就寝時間の設定では、アプリをスタートさせてから何分後に録音を開始するかが設定可能である。
写真3 目覚まし時計
目覚まし時計は5分単位での時間設定が可能になっている。
写真4、5 対策と要因
対策と要因の部分では、横向きに寝るやマウスピースの着用などの対策の有無と、アルコールの摂取などのいびきをかきやすいような要因を設定する。この条件面を日々、状態にあったように調整することで後々の分析が可能である。
写真6、7 いびきレポート
録音後は、いびきレポートにて自分のいびきの音や程度、いびきの時間などを確認することが出来るようになっている。多量のアルコールを摂取し、騒がしいいびきをかいているケースなどでは我ながら恥ずかしい思いをするのも事実である。他にも、統計データでは要因や対策別の分析結果なども表示されるのである程度利用したら確認してみると良いかもしれない。
写真8 メニュー画面
メニュー画面では各種設定を行えるようになっている。
いびきラボは医療用アプリのひとつとして認識され、実際の治療にも役立つと思われる。
筆者も、対策を何個か試した結果、効果の認められるものがあったので実際にその効果も実感している。
また要因においても深酒がもっともいびきをかきやすくする要因だったので酒量を減らし、その結果を確認することで適正酒量(あくまでも、いびきの面からの適正酒量です)を測ることが出来た。
最初にも記載した通り、いびきは「たかがいびき」ではなく耳鼻咽喉系統の疾患や呼吸疾患から派生している可能性もあり、睡眠時無呼吸症候群を呈している可能性もなきにしもあらずなので軽く看過すべきものでもないのも事実である。
まずはこのアプリにて睡眠時の自分の呼吸状態を確認してみて欲しい。
動作にあたっては常にモニタリングしているためバッテリーを消費するので、充電ケーブルに接続した状態で使用するのがお勧めである。
アプリ名 | いびきラボ - いびき対策アプリ (SnoreLab) |
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バージョン | 3.2.1 |
対応OS | iOS 7.0 以降 |
カテゴリ | メディカル |
価格 | 600円 |
開発元 | Reviva Softworks Ltd |
コピーライト | © Reviva Softworks |
QRコード |
(文章:FT3700)