iPhoneで撮影した写真や、書類ファイルをコンビニに設置されたSHARP製のコピー機でプリント出来るのがネットワークプリントアプリである。
同じようなアプリとしてnetprintがあるが、あちらはセブンイレブンのコピー機専用のアプリであるので、それ以外の店舗でプリントしたい場合にはこちらのアプリを用いることになる。
ネットワークプリントでは自分のアカウント専用の「マイボックス」という名称のフォルダが用意され、プリントする場合はそのマイボックスに登録されたファイルから選択してプリントを行うことになる。
そういった点でnetprintと比較して使い勝手が異なるために相互に使用すると多少の違和感を感じる場面がある。
こちらのアプリの長所としては対応するコンビニの数が多いため、設置している店舗を探すのに難渋しない点である。
例えば出先でプリントの必要性が生じながらも、セブンイレブンが近くにない場合や、ネットワークプリント対応店舗が近い場合などはこちらのアプリを用いてファイルを登録しプリントするなどが考えられる。
写真1
起動しログインすると写真のように自分のアカウントに応じた画面が表示される。ここで表示されるユーザー名が、コピー機でプリントする場合も打ち込むユーザー名に対応している。
写真2 画像を登録する
写真1の状態で「画像を登録する」を選択すると、登録する画像の選択画面に移行する。
写真3 文章を登録する
文章を登録する場合は対応した別のアプリなどにて「次のアプリで開く」を選択し、開く先をネットワークプリントにする事で登録が可能である。
写真4 対応した店舗の検索
対応した店舗はアプリ内から検索できるので、この機能はありがたい。複数のコンビニに対応しているこのアプリならではの必要機能といえよう。
写真5、6 写真の登録
例として、写真の登録を題材に説明させていただく。印刷する写真を前記のように選択すると写真5のように登録画面が表示される。ここから「登録」をクリックする事で写真6のように、登録に向けた動作に移行する。
写真7、8 マイボックスへの登録と完了
マイボックスにアップロードされると写真7のようにファイルの展開が開始される。展開が完了すると写真8のようにサムネイル画像が表示され「印刷できます」の状態に移行する。これでマイボックスへの登録は完了である。
写真9 ファイルの詳細設定
アップロードしたファイルの詳細表示にて枚数の確認が可能である。書類ファイルなどはオリジナルと相違ないことをここで確認可能である。
写真9でもわかる通り、プリントするサイズの設定などはアプリで行うのではなく、プリントするコピー機で行うなど、netprintとは異なる点があるのが理解頂けただろう。
しかし、こういった点などはプリントの画質や価格などの根幹にかかわる部分ではないので慣れの問題ではないかと思っている。
ネットワークプリントが登場して初期の頃は、一つのファイルをプリントする度にマイボックスにログインする必要があり、かなり面倒だと感じた。
その後、筆者だけではなく他のユーザーからの要望も多かったのか現在では一度マイボックスにログインしてしまえば必要なファイルを都度、プリントできるように変更されている。
設置店の数、使い勝手の見直しにてnetprintを急速に追い上げている印象なのがネットワークプリントである。
アプリ名 | ネットワークプリント |
---|---|
バージョン | iOS 2.10.0 Android 2.10.0 |
対応OS | iOS 6.0 以降 Android 2.3 以上 |
カテゴリ | iOS ユーティリティ Android ツール |
価格 | 無料 |
開発元 | Sharp Corporation |
コピーライト | ©2015 SHARP CORPORATION |
QRコード | iOS Android |
(文章:FT3700)
同じジャンルのアプリレビュー
2015/01/04 【レビュー】映画を見た記録を簡単に残せる「シネマ・レコード」2014/12/11 【レビュー】連絡先に目印の色を付け、グループ分けが出来る「連絡先+」
2014/12/04 【レビュー】過去の計算結果も保存され、計算途中の式も確認できる電卓「計算機+」
2014/10/19 【レビュー】圧縮ファイルも展開して読書可能「ComicGlass」